アクタウ 12月22日
カザフスタンのアクタウ。空港の一歩外に出ると寒さが身を切るよう…
あわてて空港にもどった。
なんであんな寒いんだろう。それに朝の9時だというのに夜みたいに暗いし。
空港はせまくて小さなカフェがひとつあるだけ。
チャイのポッドをたのんだら600円くらいした。思ったより高くて後悔しちゃう。
でも、これでゆっくり時間を使えるかも…
きのうトルコからカザフスタンまで飛行機で飛んできた。
イスタンブールの空港はありえないほどのぼったくりで、コーラが7.5Euro、サブウェイが15Euroとかしてた。
だから何も買わなかった。
ベンチでゴロゴロしながらアークナイツしてた。
飛行機が飛び立ったのは深夜の12時。
イスタンブールからアクタウまで。
カザフスタンを選んだ理由はただ航空チケットが安かったから。
驚いたことにカフェが店じまいをはじめた。
え…午前中だよね…
しかたないから空港を出た。あまりの寒さに近くのレストランに入ったけど、高い感じがしたから出てきた。
地平線のむこうに朝日がのぼってる。
信じられないくらい真っ赤な太陽。
そしてめちゃ寒い。
地平線のむこうに街がみえる。たしかサインって街だったはず。そこからアクタウまでバスが出てるはず。
4kmくらいなので歩いていこうと思ったけど寒い…
我慢できなくてヒッチハイクしたら一台目のクルマが停まってくれた。


彼らはアーミーで私をサインの交差点に降ろしてくれた。
バス停は交差点のすぐ近く。バスが来るまでバス停の小屋で待ってた。
ひとりのおっさんが小屋のドアを開けたときに、ドアのガラスをベンチにぶつけて割ってしまった。
他の人たちは割らなかったのに…
このおっさんががさつだからだ…がさつなのはキライだ…
バスは来たけどいっぱいだった。
アクタウまで30分、立って乗ってたけどお腹を下しててピンチだった…
アパートを探すのはやっぱりたいへん。
何人かに声をかけて辿りついた。
やたらハイテンションなおばさんが大家さん。上手く話しが通してるか怪しい…
真っ白いベッド。
白い壁。
このアパートは居心地がよさそう。何よりもアパートなのに一泊1200円だった。
近くの小さなマーケットで食事の買い物。
アクタウ、前に来た時に好きだったけど、今回も好きのままでいられるかも。

