カトマンズ 11月23日

朝、急いでバスターミナルへ。今日はポカラからカトマンズに帰る日。

宿の外でタクシーに声をかけられた。
500ルピー(1ルピー=1.2円)でバスターミナルへ乗せてくれるみたい、歩ける距離なのに高すぎて断る。

走って着いた時には7時を過ぎてた。近くのおじさんにチケットをみせるとあのバスだよって教えてくれる、出発まで20分あるから待ってろだって。
露店でミルクティーを飲んでもバスターミナルは狭くて落ち着かない。
時間になってバックパックとパーカーをトランクに放り込んで乗り込む、席は一番後ろ。窓を開けたらパン売りに声をかけられる。カトマンズまでは7時間の旅、チョコパンを100円で買う。

バスは走り出す。
窓を開けて風を入れるとすごく気持ちいい、でもすこし寒くて途中で停まったときにトランクからパーカーを出してもらった。

いきなりの霧、ここは…?

 

休憩所でチャイを飲んだ。

 

川沿いの休憩所でのブッフェ。テキトーにプレートに乗せて川を眺めながらの食事、意外においしい。のどかだなって思った。
このあとに山道で渋滞、太陽が照りつけて車内が暑い。

午後にカトマンズのバスターミナルに着く。できれば南のパタンまで行きたい。
近くの食堂でモモを食べて休んでるとサングラスにスーツの怪しいおじさんに話しかけられる、すぐ近くでゲストハウスをしてるみたいで食べ終わるまで待ってるって。
パタンに行くつもりだからって言っても待ってるみたい。食べ終わってからパタン行くって言ったらがっかりしてた、ちゃんと伝わってなかったのかな…

 

バスターミナルを歩き回ってパタン行きを探すけど全然わからない。
タクシー使いないよって言われてタクシーに乗った。

狭い路地を抜けながら20分後、パタンに着いたらなんと4000ルピー(1ルピー=1.2円)って言われた。
女だからとボッタくろうと思われてるのかもしれないけど、それよりも4000ルピーなんて持ってないし、あまりの大金に怒ってしまった。
めちゃめちゃ怒って500ルピーを渡してタクシーを降りようとすると必死になって引き止められて1000ルピーになった。

パタンは歩き回っても宿が見つからなくて、結局タクシーでタメル地区まで帰った。
このタクシーは最初から700ルピーで好きになりそう。インペリアルゲストハウスはネパールに初めてきた夜に泊まった宿、私のコトをちゃんと憶えてくれてた。
シャワーを浴びて、洗剤を買って溜まってた洗濯をする。

夕ご飯を食べに夜のタメル地区を歩く。

お土産物のシンギングボール、買って帰りたかったんだけど重くてかさばるんだよね。

ちょっと高いタメルハウスというレストラン、欧米の老人が多くてすこし場違いな感じ。
こんなレストランに私みたいのが来てイイのかなって思う。ネパールのお酒だよってイモ?のお酒を注いでくれた。これがすごく強い!頭がぐらぐらした。

マトンがすごくおいしいかったダルバール、食べ終わるとお腹いっぱいになる。
1000ルピーは高いけどネパールで本場の食べたと思えばイイかも。

カトマンズの混沌とした街の雰囲気が好き。なぜかほっとする。数日後には帰国するけど最後がカトマンズで良かった。
騒がしい雑踏とネオンを筋肉痛の脚で歩く。