ケシュム 1月7日
ひだり側がペルシャ湾。
バスはイランの海岸沿いを走ってて、さわった窓ガラスはすこし暖かい。
パキスタンの窓ガラスは氷みたいだったから、もう凍えなくていいんだって思った。
バスを降りてホテルを探そうと思ったけども、タクシーで船乗り場まで連れてってもらった。
桟橋を歩く目の前のおじいちゃんの荷物が多すぎ。
持ってあげるね
1つ持ち上げたらめちゃめちゃ重かった。鉄の塊なの?おじいちゃん、何を持っていくの?ケシュム島に何しに行くの?
いっしょに桟橋まで歩いてく。
乗った船は真っ白で家族でいっぱい。アメリカから攻撃があったとは思えないような能天気な感じ。
タクシーで島を走ってもらう。
ぽつんと砂漠にあるガソリンスタンド。
白い街を離れて白い海鳥たちが何もない黄色い大地に舞ってる。
この世界は色がうすいなって思う。
うすい青とうすい黄色。
タクシーのガソリンが満ちるまですこし時間があった。
ケシュム島は南の島っていっても大きなホテルが立ち並んでて巨大なリゾートみたい。
すこし歩いて海岸に出た。
あっちはドバイだよ
何もみえないけど
パン屋さんで買おうとしたらパンをいくつもプレゼントされた。
ホテルの5階からは白いリゾートの街並み。
気にせず洗濯して、部屋じゅうに並べてほしてく。
もらったパンを食べたら甘くておいしくて手がべとべとになった。