帰国

チェンマイからスコータイへ、船でタオ島へ、そしてバンコクまで。
2週間かけてタイを北から南へ。

朝まで騒がしいカオサン通り、迷って帰れなかったチェンマイの宿、どこまでも続くナイトバザールの夜、深夜にバスからみえた街角のネオンと働く人たち、楽しそうなトゥクトゥクの子供たちとお父さん、棒で追い払った宿の周りの野犬、いなかの川べりの小さな公園、いつまでも終わらない旅の話、スクーターで走った地平線、ターミナルで来ないバスを待つ夕暮れ、南の島の港まで連れてってくれたコ、雨の中でぐわんぐわん揺れる船、バンガローで乾かした洗濯物、迷子になって見上げた月夜のヤシの木、中国人街の迷路みたいな汚い路地裏、巨大でまっ白い王宮、遠く空にならんで建つ高層ビル群、アユタヤの変わらない地平線

ぜったいに、ぜったいに、忘れちゃいけない。
これは、そのために書かれた日記。

バンコク→チェンマイ→スコータイ→タオ島→バンコク→アユタヤ

がバス、が船、が鉄道