チェンマイ 7月1日

市場で朝ごはんを食べたい、タイ料理を食べたい。
ホテルのおばさんにワロロット市場までの道を聞いて、市場にも食堂があるって。
ホテルを出て歩いてった。

 

途中で靴屋を見つけた。南の島に行くからビーチサンダルが欲しかったから。
見てると店員が足にあったのを探してくれる、150バーツ、少しまけてもらったけど、高いしあまり好きじゃないけど、その場で履き替えた。

お店を出て、あ、と思って市場までの道を聞きに戻ったら店の外まで連れてって指さして教えてくれた、まっすぐ3分だって。

途中にナイトバザールの看板の建物、夜やってるみたいだけど、こんな場所にあるんだ?
言われた通り3分ほどでワロロット市場についた。

 

食堂は地下にあったけど、思ったような異国感はなかった。
お兄さんが丁寧に注文を取ってくれる、少しうれしくなってきた。隣のお店の果物のジュースも頼みたいなって思ったけど頼まなかった。
牛肉の入った麺みたいで40バーツ、辛いしエアコンがないので汗をかいた。

食べ終わってぶらぶら、他にも食堂があるんだね。
道路の反対側も市場で生鮮食料品、魚介類、肉とか。

ハエがすごい、精肉の臭いがキツくて外に出た。川沿いの道を少し歩いて、また市場に入るとお花屋さんばかり、市場は観光客向けじゃないんだね、やっぱり生活の空間なんだ。

市場めぐりは終わりにして城壁に囲まれた市の中心部に歩いてった。

 

途中で入ったのは名も知らない寺院、小鳥が数羽カゴに入れられて売られてる。

なんだろって思ったら、カゴを開けて小鳥を空に解き放つみたい。
100バーツは少し高いなって思ったけど、飛び立つ姿が見てみたくてやってみた。

少しずつ開けて一羽ずつ飛び立たせてみる。
大空じゃなくてみんな近くの木に飛んでいってしまう。

タイの寺院ではこういう風習があるみたい、逃すのも焼き鳥にするのも自分次第ってコトなのかな。

 

日本人の妻がいるというタイ人に話かけられる、分厚いサイフから写真を取り出す。
家族を映したビデオも見せてくれる。
肝心のお前が映ってないじゃん、バイバイ。

城壁に着いた、街の周りを四角く囲んでる、門の前は広い広場。
門の所でフリーマップとかいうのを持ってる人達がいた、もらってくればよかったな…小さな地図しか持ってないから。

暑いのでカフェで休憩。

途中の露天でバングルとカンボジアンパンツを160バーツで買った。
バングルはすぐ右腕に巻いた。
去年から旅行で増やしてるので今は3つ巻いてる。
途中のアパートの階段で隠れてカンボジアンパンツに着替えた。
うん、涼しくて軽くてサラサラ。
こんなに気持ちイイのに、蒸し暑い日本でも流行ってイイと思うんだけど。
バングルにビーチサンダルにカンボジアンパンツ、旅行気分ですごく気分が上がる。

歩いてだあら街の中心のワット・プラ・シン寺院に着いた。
この寺院は入場料が取られる。タイの大仏様は見た目が少しゆるかった、日本より信仰はずっと厚いけど。
はだしであがって、帽子を脱いで正座、周りにあわせて手を合わせて何度かお祈りする。

境内の中を反時計回りに散歩。暑かったから小さな建物に入って、しばらくぼんやりしてた。
境内のカフェでアイスラテを飲む、ここがのんびりしてて静かで1時間ぐらいいた気がする。

すぐ近くにある別のワット・チェディ・ルアンへ。半分倒壊してて迫力がある。
ココもはだしで座ってぼんやりしてた。

寺院を出てフルーツを露店で買う、マンゴー、ドリアン、パパイヤ。どれも日本では高級フルーツだけど、タイでは100円以下。

1度宿に帰ろうと思ったら迷子になってた。
道を訪ねて似たような場所を行ったり来たり、ひぇぇ。
GoogleMapで1時間後に帰れた…

シャワーを浴びてのんびり。夜になったからナイトバザールに向かう。

 

朝通り過ぎた場所と全然違う場所なんじゃない?
歩いててわかるのだけど、1ヶ所じゃなくて通りの左右の全体がナイトバザールみたいで、とにかく広いみたい。
いろんな場所でライブやってるし、食堂もたくさん。露店の数も多くて見切れない。
屋台でグリーンカレー(60バーツ)を食べて、歩いて見て回る。
小物、油絵、シャツ、灯籠、サンダル、靴、時計、ノート、マッサージ、鮮やかな魚の泳いでる水槽、仏像、たくさんのもの…何処までも何処までも続く。

 

小さなライブやってるBarで音楽を聴いていたら、すぐ前の通りで中国音楽の楽団が通ったりする。
チェンマイはバンコクに比べて穏やかなんだけど、いろいろな空気が混ざり合ってて気持ちがいいなって思う。
タイマッサージもやってみたいし、魚の泳いでる水槽に足入れるのもやってみたいな…

途中でサンダルを買い直した、コッチの方がデザインがいいし足が痛くなさそう。
朝買ったサンダルは足が擦りむけてたから。

色とりどりの露店に囲まれて歩きながら、ずっとこの空間にいたいなと思いながら、遠くから音楽が流れてくる。