チェンマイ 7月2日

トゥクトゥクに乗って流れる風と空気とエンジン音、通り過ぎてく南国の景色。
そんなのもいいなって思う。

旅日記を書いて宿を出た。近くで両替をした後でナイトバザールの手前の通りにある屋台へ。
飲み水にアイス?って聞かれてハイって答えてしまう。棒状の氷が入ったコップと水がテーブルに乗せられてくる。
まあ氷飲んでも大丈夫だね。今までどの国でも水飲んでお腹壊したコトないし。
サラダと書かれた一覧のメニューを頼んだらホントにサラダ、ゴハンと一緒に食べるけどお腹いっぱいにはならない。これからはよく考えて注文しないと。

トゥクトゥクをチャーターするなら城壁内が楽そうと思って道を引き返してた。
その時に優しそうなおじいちゃんの運転するトゥクトゥクが横を走り過ぎて、あーアレにすればよかったと思ったけどもう行っちゃった。
道路を渡るとトゥクトゥクの群れがあるけど少し怖くて声をかけにくくて通り過ぎる。
城壁の横に止まってる一台のトゥクトゥクに声をかけてみた。6時まで5時間チャーターしたいんだけど、1時間200バーツ(700円)だよ、高いよー。
寺院一つ巡るなら100バーツだよ、うーん…ちょっと高いな…

別れて城門に入ったけど昨日のフリーマップは置いてなかった。
今日を逃すと一生トゥクトゥクドライブできないし、3000円がなんだ安いもんだよ、他の探すのも疲れるし。
戻って交渉したけど、やっぱ値下げする気なし、言い値の1時間200バーツでチャーターした。

走り出していきなり近くの寺院に停車、一回りしてくると何処がいい?と高いおみやげ屋さんのパンフレットを見せてくる。
貴金属、革製品とか。そういうのはいいよ、お金を持ってる日本人の老人ツアー客でも騙してよ、私はお金がないの。

 

ドライブがしたかったんだけど英語が上手く通じないので他のトゥクトゥクのおじさんを連れてくる。
このコはトゥクトゥクでドライブがしたいんだよ、そうなんでしょ?そうそう!
納得してまた走り出す、橋を渡って大きな通りを走り続ける。途中で入ったガソリンスタンドはオシャレなデザインだったね。

 

走ってて思う、なんかめっちゃ蒸し暑い…思ってたよりツライ…
時折エンジンが調子が悪くなるのか、傘で車体の下をガンガン突いてる。

コレあと5時間も続くのキツイな~、砂埃もすごいし。

World Biggest jwery center という場所に連れて行かれる。ジュエリーいらない!断ったけど、店内エアコン効いてそうだったし入ってもよかったかも。でもどうせすごく高いんでしょ?時間だけ潰してもよかったな。
今度はピン川のボート乗り場に連れて行かれる、550バーツだって、高いよ。イヤだって…カンボジアで乗ったけどボートにいい思い出がないからさ。

 

横にある寺院でのんびり、小さな小魚やカエル、スッポンが売ってる。
食べるのかなって思ったけど、やっぱりコレも川に逃がすみたい。子供の生き物を自然に返す、いろいろな徳が積めるんだって。
タイ人のカップルがウナギの子供を川に放すのをぼんやりと眺めてた。

ドライブもメンドくなって椅子に座ってトゥクトゥクの運転手といろいろと話してた。
英語が上手く通じない、でも、決まったフレーズを流暢に話せるみたい。
名前は?
家族いっぱいいるんだね
最初の寺院に連れてってよ、もう終わりでいいよ。

トゥクトゥクに乗って中心の寺院まで、なぜか隣の寺院に降ろされたけど。
中心の寺院まで歩く途中のカフェでキウィフラッペを飲む。
欧米人の家族が元気いっぱい食事してた。

 

うわさに聞いてたカオソーイ、50バーツ(170円)すごく美味しい。
お店の雰囲気もイイし、カレー風味?の濃厚なスープが美味しい、全部飲んだ。
もう一回来たいんだけど。明日はチェンマイを離れるし。

 

帰り道でカンボジアンパンツをもう1枚買った。
今年の夏はコレで過ごすつもり。
暑過ぎてエアコンのあるカフェに入る、アイスコーヒー75バーツ(240円)…さっきのカオソーイに申し訳ないよ、ただのアイスコーヒーだよ…ただのオシャレな海外チェーン店だココは…

 

ホテルでシャワーを浴びて少し休んでからナイトバザールに。
タイ式マッサージ、気になってたので入ってみる。2階の狭い部屋で太ったおばさんが身体を揉んでくれるんだけど、くすぐったいので声が出てゲラゲラ笑ってたら相手に困られた。
股間の周りも触ってくるので焦るし。
1時間で120バーツ、少し身体が軽くなったような気がする。

昨日すごく楽しかったナイトバザール、今日は並んでる商品をゆっくり見て歩いた。

 

 

歩きながらおみやげにイイかなっていろいろと買った。
小魚の水槽に足を入れて古い肌を食べてもらうのもやってみたいな。変った時計や折り紙の飾り、かわいいバッグ、オーダーメイドのアクセサリーは作ってもらった。
ライブを聴いたり、ビールを飲んだりして奥へ奥へと歩いてく。

深夜をまわって自分の盛り上がりと対照的に店はどんどん閉まってきたので、ホテルに戻っておみや
げを広げた。

アクセサリー、描いてもらった文字は「calm 」意味は「穏やか」