ニムー 6月21日
朝ごはんはヨーグルト。
4人姉妹と写真を撮った。日本のアイドルが好きだって教えてくれたけどわからなかった。たぶん日本じゃなくて韓国のアイドルだと思う。
お母さんは若くて綺麗なのにお父さんは少し老けててお爺ちゃんにみえた。
そのお父さんに村にあるゴンパに行けって言われる。
彼の指さすむこう、道路をわたった丘の上に小さなお寺がみえた。
小さなショボいお寺なんだろうな…
スクーターをとちゅうに停めてバックパックを置いて坂を歩いてく。
バックパックが心配でときどき振り返る。
ちょうど村のお婆ちゃんが歩いてたから私のバックパックだよって身振りで示したら、そこらへんの石をバックパックの上に乗せた。
きっと自分のって石を載せておく文化なのかな?
丘の上のゴンパは無人だった。
風がつよくて遠くまでみわせた。誰も観光客もいない。
来てよかったって思った。
途中のちいさなチャイハネで紅茶を飲んだ。
お店のコと笑って話した。
そのボロボロのチャイハネはトラックの運転手しかこなかった。
今日はゴンパをいくつかみてみたい。
■へミスゴンパ
中庭でチベットの僧侶たちがぐるぐるまわってる。
観光客もいっぱいいた。
大きな仏像にお祈りをした。
■スタクナゴンパ
ローカルバスがふもとに二台止まってた。
丘の上にある巨大なゴンパはまるで要塞みたいにみえる。
上では生徒たちが授業を受けてた。みんな民族衣装をきててかわいい。
授業は英語で仏教はブータンが発祥だって先生がいってる。本当なのかな?っておもった。
お腹がぺこぺこに減ってた。
きれいな樹木が並ぶ通りのレストランに入った。
ムスリムの人が経営するレストランで、すこしほっとした。おそいランチを食べた。
レーをこえた。
荒地と夕日がずーーとつづいてる。
夕日はキライだ。行き止まりみたいな気持ちになるから。やっぱり午前中の太陽の光が好き。うすいブルーが入ってる気がする。
体力は限界になってて、もう走りたくなかった。
ニムーという街で宿をみつけた。
おしゃれな中庭に立派な部屋だったけど700Rp。
宿にはネパリの少年ふたりがはたらいてた。兄弟だっていってる。
弟は話すとうれしそうにする。半年はここで働くんだって。
ラダックに来て3日目の夜。