ビシュケク 12月27日
バックパックをホテルに置いて散歩。
2500円は予算オーバーだし、Wifiはないし、大量のハエは飛び交ってたし、このホテルを早く離れたかったんだけど。
(写真だと立派なホテルにみえるけど、なかは改装中)
汚くてにぎやかなビシュケクの街。
世界の屋根、パミール高原のはじっこにあるキルギスの首都。
てくてく歩いてるとごちゃごちゃとした空間へ入りこんでた。
いつのまにか巨大なオシュバザールに紛れ込んでたみたい。
人の多いほうへ、活気のある方へ、足が向かう。
中央アジアではマーケットをバザールっていうんだね。
バザールのなかの売店で菓子パンを2つ買って食べながら歩いた。
パンが安くておいしい。1つ10円ぐらい。
バザール探索はすごく楽しい。
ずっとしてたい。
でも、早くあたらしい宿を探さないと。どこかWifiがつながるトコがあればいいんだけど…
歩いてる途中にみつけたネカフェでWifiつないで宿をさがした。調べてたら近くに安いゲストハウスがある。
急いでホテルに帰ってチェックアウト、新しいゲストハウスへ歩いてく。
砂ホコリ舞う裏通り。
こんな場所に宿なんてあるのかなって思う?
1つの門の前に立った。
小汚いビシュケクの街に不似合なヤシの木の看板とゲストハウスの文字。
中央アジアにヤシの木なんてないだろうに。
鉄の門を押してはいると中は小奇麗。朝食もついてるみたい。
3泊することを決めて、バックパックを置いてオシュバザールにもどった。
たくさんの果物。日本だと高いザクロや桃、洗剤や歯磨き粉、たくさんの靴下、高山地帯のキルギスで過ごすための防寒具…
いろんなものがごちゃごちゃと積まれてるバザール。
何か買ってみたい。
小さな果物屋でいくつか味見してブドウをひと房買った。
中央アジアではブドウが安くて巨峰やマスカットがひとつ50円もしない。
キルギスにはソンクル湖って遊牧民がいる湖がある。
日本でその写真をみてて、どうしても行きたかった場所。
バスじゃ行けないみたい、交通機関も道もないから。CBTっていうキルギスの観光案内所にいけばツアーを手配してくれる。
でも、ツアーは10月は寒くてもうやってないって読んだ。
もう寒くてダメだと思うけど、CBTのオフィスに行ってみようかな…
バスに乗って郊外へ。
中央アジアの人たちは老人や妊婦がバスに乗るとすぐ席をゆずる。モラルが高いなって思う。
小さな子供が1人で通学してるのもよくみるし。
その風習にあわせて席をゆずった。
途中でバスを降りてく、てくてく歩いてく。
ごちゃごちゃとしたバザールの周りと比べて郊外は閑静だなって思う。
通学路になってるのかな、子供が歩いてた。
小さなドアを押してCBTのオフィスへ。
ソンクル湖へ行けるか聞いたら、コチコルという街のCBTオフィスへ行けって言われた。
10月になるけど大丈夫?って聞いたら、大丈夫だって。
ココで予約してよって思うけど、何よりも行けないって思ってた湖に行けそうでうれしかった。
バスを乗り継いでオシュバザールの近くまで帰った。
オシュバザールのなかにチャイハネがあってそこでラグマンって麺料理を食べる。
英語は通じないけど身振りでいろいろ話した。みんな楽しそう。
宿にもどって明日以降の宿泊をキャンセルしたらさみしそうだった。
ごめんなさい。
夜、シャワーで温水の出しかたがわかんなくて30分ぐらい蛇口をいじってた。
宿の人にきいたら蛇口をひねらないで横に倒してた。
えー…簡単。
すこし温いぐらいのシャワー。
明日はコチコルの街へ。どうやっていくんだろ?