リマ 12月13日

旧市街にはたいてい数百年前の古い街並みがのこってて、歴史のある遺産があったりする。
手をあげてタクシーをつかまえた。
ここは新市街。あたらしいビルが立ち並ぶリマの中心地。
タクシーは飛ばしてった。新市街の大通りを北へどかどかと飛び跳ねてった。

20分ほどで着いたのはカテドラル前。南米らしい黄色の鮮やかな建築が大きな広場をぐるっとかこんでた。
カテドラルは教会のこと。ペルーのカテドラルは大航海時代にスペインに造られて、そこから街が広がってた。
新市街のミラ・フローレスとは全然ちがった。

 

地球の歩き方には危険って書かれてたけど。
やっぱりそんなコトはなかったし、新市街より安いホテルだってあって。その景色はタイムスリップしたみたい。
こっちに泊まればよかったって後悔した。

空にはハトの群れ。
たくさんのハトはひとつの生き物になってぐるぐると飛んでる。みんな群れからはぐれないように必死なのかな?それともみんなで飛んで気持ちいい?

遠くの丘は極彩色にカラフルに彩られてて絵本にでてくる魚の鱗みたいにみえる。
その色のひとつひとつは建物の屋根で、よくみると建物はバラックで汚い。
サン・クリストバルの丘というらしいけど犯罪が多いとも聞いてる。
丘の頂上にはこれで我慢してね、って感じで大きな十字架が刺さってた。

カテドラル、サンフランシスコ教会、サント・ドミンゴ教会、サン・アグスティン教会、ラ・メルセー教会、他にもいくつか。

サン・マルティン広場で民族音楽の野外フェスやってた。
歩いてると左にみえる違和感のあるくらい巨大な建物は最高裁判所。
イタリアン・アート美術館はつまんなかった。

 

リマ美術館に入ろうとすると、近くの公園から音楽、フェスかなっと思ったけど長蛇の列のTシャツはメタルバンドで興味なかった。
リマ美術館前でぼんやり。
日本人っぽい人に会う。美術館の中には入れなかった。

タクシーでミラ・フローレスまでもどった。
公園の横で絵を売ってた。
他の人が1枚の絵に興味があるみたい。それはとても素敵な青い絵。
その人はどっか行っちゃったから、私が買った。

 

夕ごはんはクロックムッシュ

シャワー浴びて、おやすみなさい。