昆明 9月21日

宿は中国と思えないほどボロかったけど、午後までしっかりと休むことができた。
シャワーは洗ってるあいだトイレに足をつっこみそうでヤバかったけど…でも部屋は綺麗で広かったし。
そして何よりも安かったから。
まだ真っ暗な早朝に部屋に泊まらせてくれたおじさんに感謝。

せまい階段を降りて宿をでると下町っぽい通りがひろがってる。
通りは汚くてゴチャゴチャとしてて、何よりも生活感と生命力にあふれてた。
きれいな昆明にもこういう場所があったんだ…きれいなショッピングモールよりこういうストリートの方が好きかも。人間を感じるから。

そんな下町のむこう。
遠くをみると、キラキラと輝く高層ビルがみえた。
なんかナイトシティみたいだなって思う。そうするとあれはアラサカタワーになるのかも。

通りに面したボロイ団地も配管とかグチャグチャで味がある。
それにしても中国の街って樹の緑であふれてるなって思う。まるでジャングルみたい。
ちいさな食堂でラーメンを食べてると家からそのまま出てきたような安っぽいスウェットを着たきれいなコが隣にすわってラーメンを頼んた。
このコは、日々どんな生活をおくってるんだろう?

宿にもどって狭い階段をあがり、バックパックを背負う。
休憩はおわり。
今日は昆明から6000km離れたウイグル自治区の烏魯木斉まで夜行列車でいく。
車内で二泊になる。
烏魯木斉に着くのは明後日の朝になるハズ。

昆明駅でプラットホームを探すと昆明駅の奥の奥にあるみたい。
入る時にパスポートチェックまであった。なんだろう…中国の別の自治区にはいるからかもしれない。
お腹が減ってきたから小さな餅米を包んだシュウマイを買って食べた。
これは安くて200円でお腹いっぱいになる。
何よりもとても美味しかった。

長距離列車にのると寝台の部屋はコンパートメントになってた。
まだ他にお客さんはいないみたい。
これから三日間の列車の旅。こんな長いあいだ列車に乗るのは初めてかも。

すわってぼーっと窓の外をみてると
ガコンと音を立てて
列車はゆっくりと昆明の街を離れていく。