ヒヴァ 1月19日

ここはウルゲンチ。ヒヴァから20km離れた鉄道駅のある大きな街。
鉄道のチケットを買いに朝にヒヴァから来た。
駅の切符売り場はめちゃめちゃ人でいっぱいだった。どんどん前に詰めていかないと割り込みされる。
弱さは見せれなかった。
おばさん、割り込まないで!割り込んできたおばさんを追い出す。

30分かかって予約したチケット。
もう、へとへと。
from クングラード(ウズベキスタン) to ベイネウ(カザフスタン)

弾丸のように真っ直ぐ北へ500km。国境を越えて走る鉄道。

ホントはバスで行ってみたかったんだけど…
道路で国境を越えれるかわからなかったし、タクシーはあってもバスはないかもしれない。日本語で調べた限りヒットしなかったし。

チケットも買ったしヒヴァにもどりたい。もどるにはバザールからでるバスに乗らなきゃダメみたい。
駅からバザールまで1番のバスに乗っていく。
景色をみながら、なんとなくバザールぽい景色でバスを降りた。

 

大きな建物を中心に小さな露店がいっぱい並んでる。もうお昼だし、ここで食べていくのもイイかも。
食堂を探してうろうろ。人で混んでる青い食堂に入った。

食堂でめちゃめちゃ度がきつい丸メガネの女のコが話しかけてきた。
なんか漫画みたいだって思った。
へんな明るいテンションだし。ふふっ笑ってしまう。

ご飯を食べてヒヴァまで帰るバスを教えてもらって乗り込んだ。
黄色い小さなバス。
小さな村をてんてんと通って行きながらバスはヒヴァへ向かう。
けど、すごい渋滞に引っかかっちゃって、ぜんぜん前に進まなかった。

なんだろ?事故かな?

バスは迂回して怪しい道を走り出す。この道がめちゃめちゃ狭くて舗装されてなくてヒヤヒヤする。

運転手さん、事故らないでね…

ヒヴァに着いたときはへとへとになってた。

 

明日はヒヴァを出なきゃいけないんだけど、まだ見てない場所がいくつもあってスタンプラリーみたいに残ってた。
せっかくだし全部みようかな。

小さな美術館からミュージアムまで。ひとつひとつ見終わったらチェックをつけてく。

ヒヴァの街は歩いてるだけで楽しい。

美術館の入り口のおばさんたちがおしゃべり。(何言ってるかわからないけど)
はしゃいでる子供の背中に猫が乗ってた。
シュールレアリスムみたいなオブジェが道の真ん中にあった。

 

いちばん最後に残してたヒヴァでいちばん高いミナレット。
登ったら、風がびゅんびゅんと吹いてる。

ホントに綺麗な街だったな。
帰りにメロンを買ったら、宿の人が切ってくれた。