カパン 2月11日

窓の外は、アルプスみたいな岩山の景色。
昨日は雨降ってたし、ついたのは夜だったから何もみえなかったんだなって思う。
国境を越えただけで自然までヨーロッパみたいにみえるの不思議。

カパンの街を歩いてみた。
ずっと中東のレンガの建物だったから、アルメニアの街が新鮮に感じる。

 

持ってた米ドルを両替した。
アルメニアはイランより物価が安い気がする。100ドルあれば5日は大丈夫かな。

この街は洗濯物がすごい。
アパートからアパートへ。空に張ったロープにいっぱいぶら下がってる。
どうやって真ん中にほしたりするんだろ?
もう洗濯物の街だね。

 

そろそろお腹が減ってきて数少ないレストランに入った。
なんかパーティーするのかな。たくさんのパンやジュース、ウォッカがテーブルに並んでる。

パーティーするの?
あるけどまだ先よ

のんびり食べてたら巻き込まれるかもしれない。
アルメニアの人たち、めちゃめちゃウォッカとか飲みそう。
ま、いっか。

ケバブを頼んだらすごく時間かかる。
やっときたと思ったらすごく多い、これ食べ切れるかな?
パンもいっぱいくれるし、コントロールするのがたいへん。

街の通りの奥は小さなロータリーとバスターミナルになってた。
この先には何もなさそう。
この街にはもうきっと何もない。カフェもないし。
ベンチに座ってぼーっとする。

キルギスから旅を始めて40日か…
西へ西へと続けてたらアルメニアという国にきてたけど、日本にいたときは知らなかったな。

ココは小さな山あいの国の小さな街カパン。
けっこうヒマ。