トルファン 1月13日

ずっと続いてく通り。
この先に交河故城という2000年以上前の遺跡があるんだけど。
トルファンは姑師って古代の時代には言われてて、漢の時代には屯田兵の駐屯地が築かれて、それが交河故城みたい。
三国志の時代が後漢の時代で、その時には日本には文字すらなかった。
それよりさらに400年以上前の遺跡。
漢は正確な人口を把握してたらしいから文明の差がすごいなって思う。

通りは4kmもまっすぐ続いてる。
すごい寒い。地面から靴が冷えて足が凍傷になりそう。
タクシーに乗ってもトルファン市内は3元。乗ればよかったかも…

交河故城についた。
誰もいない。
冬のウイグルはめっちゃ寒い。氷点下10度はふつう。すごく立派なエントランスだったけど人はいなかった。
古城と村のチケットだけ買ってはいった。
ロードサービスの小さなバスがあったけどチケット代を使わないで歩くことにした。7kmって言われたけど…ちょっと不安になる。
すこし歩いてると大きな建物がみえる。
土でできたそれは立派に博物館化されてた。これが村みたい。
おおきな豪商の家をベースにしてるのかな?奥までいくと家を出て、たしかに村になってた。

そのままずっと歩いてると交河故城につく。
こっちがメインなんだと一目でわかる。

台地のようなそれは巨大だった。坂を上っていくと広大な平地がひろがってた。
廃墟になった遺跡と真っ白い荒野。
そこはとても美しかった。
人気のない平地をずっと向こうまで歩いてく。遠くにひときわ大きな遺跡があった。仏塔みたい。
誰かが遺跡にはいっていった。
私はそれを越えて歩いてく。
いちばん遠くに小さな建物がみえたから、そこまで行きたかった。
寒くて足が痛くなった。

その建物についた。
丸い大きな監視カメラがあって、ジーーッって音をたててる。
こんな寒くてひとけがない荒野なのに電気で動いてるんだね。人類が滅んでも映像を保存し続けてそう。
この先には何もなくて、台地は崖になっておわってた。
監視カメラにピースをして引き返した。