安徳 3月29日
キュウキュウって鳴き声が畑から聴こえる。
すぐ近く。
畑に目を凝らしても虫や動物は見当たらない。でも鳴き声だけ聴こえる。
よく見ると蛇がいる。
何かを飲み込んでる最中の様だ。
急にキュウキュウって鳴き声が止まった。
あの鳴き声の主はきっと蛇に飲み込まれてしまった。
そして蛇は何処かへ去っていった。
飲み込まれてたのは何だったんだろう?
カエルとかネズミだったのか?
壮絶な搾取をみた。恐怖と激痛を与えられて栄養にされた。
人間だと強盗がそうかもしれない。恐怖と激痛を与えられ財産まで奪われる。
あと侵略戦争もそうだと思う。
今はイスラエルという野蛮な集団がアメリカと手を組んで民間人の虐殺をしていた。

安徳は何もない農村だった。
靖西からバスで2時間ほど、たった12元で着いた。
最初の宿は70元って言われた。部屋を見せてもらったけど窓もなかった。
値引いてもくれない、そういう宿の雰囲気はいつだって悪かった。そういう宿に泊まっても気分が悪いもの。
二軒目はいきなり50元って言われた。
そして雰囲気も明るくてよく笑う。
だからすぐに決めた。
学校が終わったのかジャージ姿の子たちがカフェに集まってる。
静かな農村を大型トラックだけは元気に走り抜けてく。
村を端まで歩いたら1kmくらいしかなかった。
もうだいぶ陽が傾いてきたかも。
夕陽が暑苦しい…
蛇に噛まれても怖いし早めに宿にもどろうと思った。


